2009年8月27日木曜日

餃子


 トウモロコシにニラ、キャベツ。ただギョウザと聞いただけで、口の中につばがいっぱい溜まってしまいますが、このバラエティを前にすると、食望がさらに高まります。
 パック入りのを自宅へ買って帰り、調理して食べるということなのでしょうね。台湾で暮らすチャンスがもしあれば、ぜひ実践してみたいところですが、そんな機会は来るのでしょうか。念じれば通ず、ということかもしれませんが。
 撮影場所は台北市長安西路の一角。2005年11月13日。日本時代には建成(けんせい)町2丁目という地域でした。台北駅北側に位置し、新富町の記事で触れた通り、沖縄の人たちがたくさん住んでいました。おさらいしますと、「臺北市民住所録(内地人ノ部)」(昭和16年版、1940.12.)に掲載されている沖縄出身者655人のうち、その住所が建成町となっている人は103人(15.73%)で、最も多くなっていました。

 この界隈は、暮らしがそのまま路地に張り出してきたみたいで、活気があります。かつて沖縄の人たちが暮らしていたというのがぴったりくる風情なのです。

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