2010年1月13日水曜日

図書室


 国立台湾文学館にある図書室の内部です。清潔で、かつ、自由な雰囲気。読書もはかどりました。
 2009年09月05日。

図書室へ


 国立国家文学館の図書室に入室するときに必要なカードです。私はビジターとして来館しているので、臨時の閲覧証を交付してもらいました。手続きカウンターでは身分証明書を預けることになっており、私はパスポートを預けました。
 2009年09月05日。

国立台湾文学館02


 外へ出てみると、雨が上がっていました。

 2009年09月05日。

2010年1月12日火曜日

国立台湾文学館


 建物の内側で撮影したのだけど、外側を撮ったみたいなようにも見えます。
 2009年09月05日。
 1916年に台南州庁の庁舎として建築されたたてものが文化施設として現在も使われています。こういうふうに昔の建物を上手に使うところは台湾の素晴らしいところです。
 内部には図書館とか、展示施設とかがあります。ゆっくりと憩うだけでももちろんOK。なにせ入場無料ですから。HPはこちら

ちまき




 米を使っていますが、ご飯というより、これはもう、独立した、完成した、洗練された料理です。「ご飯」というと、炊きたての白いご飯から湯気が・・・という情景を思い浮かべますが、そういう「ご飯」の旨さと、ちまきの旨さは、まったく次元の異なる旨さです。



 2009年09月05日に台南市の「再發號」という粽屋さんへ行きました。このお店は伝統があるということで、台南市のHPにも紹介されています。写真の左は肉粽(50元)で、これはスタンダードタイプ。右は特製海鮮八寶肉粽(150元)で、どうやらこのお店の「拿手菜」のようです。味はどちらも問題なし。ちまき1つに150元というのはかなり高いと思いますが、食べてみる価値はあります。

 お店のパンフレットによれば、特製海鮮八寶肉粽に使われているのは次の食べ物たち。

 鮑魚(bao4yu2、アワビ)

 干貝(gan1bei4、干し貝柱)

 上等花菇(hua1gu1、シイタケ)

 魷魚(you2yu2、スルメイカ)

 扁魚酥(bian3yu2su1、ヒラメを揚げて甘めに醤油に絡めたヤツ)

 櫻花蝦(ying1hua1xia1、サクラエビ)

 蛋黄(dan4huang2、卵黄)

 栗子(li4zi、クリ)

 痩肉(shou4rou4、肉の赤身〈たぶん、ブタ肉〉)

 肉燥(rou4zao4、肉そぼろの一種)

 上等長糯米(nuo4mi3、上等なモチ米)

 「八寶」というだけのことはあります。

 最後に出てくる「上等長糯米」というのが、なんとも食欲をそそる表現です。蒸しあがったもち米が半分透き通っていて、弾力のある歯ごたえを持っていれば、それだけでもう粽は上出来といってもいいのではないかなというのが、私の楽しみ方。だから、「もち米が上等」なんていう文字を改めてみると、あのときの味わいをもう一度っていう気分になります。

2010年1月9日土曜日

水果


 定番って感じですね。パインにバナナ。かんきつ系も並んでいます。2009年09月05日。台南縣佳里鎮中山路で。

蓮の茶


 「蓮藕(lian2ou3)」は「レンコン」。「細火慢煮七小時」というのは「弱火でことこと7時間」といった感じでしょうか。
 ちょっと調べてみたところ、レンコンはビタミンCが豊富で、血液の循環を良くしたり、排尿、便通を良くする効果があるのですね。肺や喉にたまった余剰な粘液を排出するという紹介もありました。効能いろいろのようです。
 2009年09月05日。台南縣佳里鎮中山路で。

日遽時代的


 「藍色旋風」という看板の付いた建物は日本時代のものだと思われます。台南縣佳里鎮中山路315號で撮影したものです。2009年09月05日。
 この場所では戦後、通りの東側を拡幅されていますが、西側はそのままの状態になっているのだそうです。だから、西側だけに日本時代の建物が残っているのだとか。
 この建物にも、沖縄からきた疎開者が暮らしていたことがあるのかな。

2010年1月3日日曜日

佳里へのアクセス


 「琉球人の疎開」の項で紹介した台南縣佳里鎮へのアクセスは、基本的に台南市からとなります。
 台南火車站(列車の駅)の前にいくつかのバスターミナルがありますが、私がよく利用するのは興南客運汽車。2009年09月05日に利用した時は65元でした。所要時間は1時間ほど
 台南火車站の西側には放射線状に大通りが伸びていますが、中山路という通り沿いにあるセブンイレブンの前が興南客運のターミナルになっています。
 切符売り場のすぐわきに時刻表と路線図があるので、これをしっかりと読めば、佳里へたどりつくことができるはずです。
 興南客運のHPからは時刻表(班車時刻表)、路線図(營業路線圖)をダウンロードすることができます。旅行前にチェックしておくとよいでしょう。
 また、現地でポケット版の地図を購入しておけば、間違いはより少なくなるはず。私が愛用しているのは戸外生活圖書股份有限公司の「台湾遊樂吃喝超便利!」というシリーズ。「台南縣市」はS09という分類記号になっています。128元。このシリーズは地元のものを中心に、7-11でよく目にします。興南客運前の7-11ももちろんokです。

琉球人の疎開


 台南縣佳里鎮中山路に残る日本時代の建物です。日本時代の佳里は、台南州北門郡佳里街と呼ばれていたのですが、そのときからこの通りは目抜き通りでした。そこに残る当時の建物。現地の方のお話によると、ここには1944年9月以降、沖縄からやってきた疎開者が入居し、終戦まで暮らしていたということです。
 沖縄からの疎開者のことは、台南州北門郡将軍庄(現在の台南縣北門郷)で生まれた医師で文芸家の呉新榮(1907-1967)の日記に見ることができます。
 日記の1944年9月5日付に次のような記述があります。
 「琉球から疎開民200余名佳里に割り当てられたので、明日から来るとのことである」
 
 佳里では、空襲が激しくなると、自らが住む場を離れて、いなかへ疎開していく人がいたという。そうすると、佳里には空き家ができ、そこに琉球からの疎開者が入居するようになった。この写真の建物もそうした空き家だったそうです。
 2009年09月05日。

2010年1月2日土曜日

うずくまる


 ごみ袋の中に入って、ご満悦。
 2010年01月02日。

2010年1月1日金曜日

午後の散歩


 少し寒い。青空ですが、冷えています。今年初めて外に出ました。
 2010年01月01日。

遠東百貨台南成功店02


 昼間はこんな感じに見えます。
 2009年09月04日。
 台南火車站の前は、いかにも台湾の南部といったひろびろとした空間が広がっていますが、その光景に新しい建物が加わったということになりますね。せっかくの高い空が台無しということになるのか、新たなアクセントが加わったというべきか。どうなんでしょう。

遠東百貨台南成功店


 今回台南へ行ったときに、目に付いたのは大きな円筒形のビル。台南火車站の東側に新しいビルができていたのです。「遠東百貨」というデパートの台南成功店のようです。HPには13階までの案内が掲載されていますが、フロアはもっと高いところまでありそうです。商業ビルとしての機能も持っているのでしょうね。
 台南といえば、歩くのは火車站の西側ばかり。東側にある成功大學とかには用事はありませんからね。しかし、こんなに目立つデパートができたとなれば、一遍行ってみなければなりません。特に最上階。レストランとかだったらうれしい。
 次回のお楽しみにしておきましょう。
 2009年09月04日。

開台天后宮03


 台南の安平を訪れるのなら、市営バスが便利です。台南駅(火車站)前のバス停から2番のバスに乗ると、安平地区へ行けます。18元。
 開台天后宮の前にもバス停があって、帰途、利用しました。その待ち時間を使い、天后宮の門を境内のほうから眺めてみました。
 2009年09月04日。

開台天后宮02


 開台天后宮のことは、台南市政府のHPと、200メートルほど北にある小学校、西門国民小學のHPで調べてみたのですが、よく分かりませんでした。
 市政府のHPでは、現在西門国民小學がある場所に、もともとは天后宮があったとされているのですが、西門国民小學のHPでは、天后宮はもともと現在の場所にあって、西門国民小學はその場所で開校したということになっています。
 謎めいていて、この場所調べはちょっとおもしろい。日本の植民地政策のなかで、天后宮の建物を学校教育施設として使ったというのは、どうやら確からしいようです。
 2009年09月04日。

開台天后宮


 「百獣の王」も、迫力を削がれてしまいました。かわいらしいですね。
 台南の開台天后宮。2009年09月04日。

安平港02


 日が暮れていきます。現地時刻の18時25分。日本時間なら19時25分。
 台湾はにぎやかで、いかにも都会的な台北も好きですが、台南の落ち着きも捨てがたい。新幹線ができたおかげで、気軽に台南を訪れることができるようになりました。ありがたいかぎりです。
 2009年09月04日。

安平港




 金曜日の夕方。台南市の安平港を歩きました。赤レンガを敷き詰めたところを散歩中の犬たち。かわいらしいですね。水辺、いいですね。


 2009年09月04日。

麻豆碗粿助仔03


 決してイケてるわけではない街角なんですが、こういうところにこそ旨いローカルフードが潜んでいるということなのでしょう。

 麻豆碗粿助仔を出た後、表通りのほうを見ると、こんな光景でした。中央市場の外の様子です。
2009年09月05日。

麻豆碗粿助仔02


 麻豆へ行ったら、碗粿。

 数年前、初めて一人で麻豆へ行ったとき、知り合いになった方からごちそうになって以来、私の中に刻み込まれています。台湾風の茶わん蒸しとでも言ったらいいのでしょうけど、米の粘りがあるせいで、口当たりがもちもちとして、きっとこれは台湾風にいえば、QQな感じなのでしょう。

 食したのは麻豆中央市場の「麻豆碗粿助仔」。名刺には住所は「麻豆中央市場内」とだけあって、明記されていません。それほどよく知られた店ということなのでしょう。台湾で買ったガイドブックには「麻豆鎮中正路31號」とありました。とても有名な店のようですね。

 午後零時半には客足が途絶えてしまい、そのまま店じまいのようでした。売り切れなんです。店に入ったのは正午すぎだったのですが、この時間帯では遅いぐらいなもの。偶然とはいえ、評判の店にあたったのはラッキーでした。

 2009年09月05日。

麻豆碗粿助仔


 2009年09月05日。久しぶりに台南縣麻豆鎮へ。

 最近、台湾を旅する時は、なるべくタクシーに頼らないようにしているのですが、今回の麻豆行きではやむを得ず、タクシーの世話になりました。お隣の台南縣佳里鎮からの移動だったのですが、連絡の良いバスがなく、タクシーに乗ることにしました。250元。

 いなかの町というのは、お互い同士はあまりつながっていなくて、その地域の中心都市との間に公共交通機関が発達する傾向にありますね。私の出身地の埼玉でいえば、大宮と川越、所沢はみんな同じ埼玉県にあるんだけど、横の連携はあまりなくて、南北の鉄道でそれぞればらばらに東京とつながっている。佳里と麻豆も似てるような気がした。お互いの間を行き来するのは自家用車がないと不便なんだけど、台湾市へはけっこう頻繁にバスが出ていて、アクセスは悪くないんだな、これが。

 台湾に来たてのころは、バスに乗ると、どこへ連れて行かれるか分からず、それが不安でバスは避けていたものでした。最近は、車内の掲示がしっかりしているので、不安はかなり解消されたし、バスの路線図の調べ方も分かってきたので、下準備をしっかりしておけば、それほど無理なくバスに乗れるようになったというわけ。

 バスに乗れるようになるというのは、台湾に詳しくなったような気になれるという意味で達成感もあるし、エコでもあります。以前は前者に対するこだわりが強かったけど、最近は後者のほうが大事に思えてきた。

 で、何より安いものね。

 麻豆での昼食は碗{米+果}=25元、肉{火+庚}=25元。佳里との間をタクシーで1往復するのと同じ値段で、10人前OK。

常にこんな感じで。

 元旦といえども、変わらないのがこの子の良さなのでしょう、きっと。穏やかな正月を迎えられてよかったなどという飼い主の気持ちは伝わっていないらしく(ある意味、伝わったらしく)、暖かいところを探して、昼食後の昼寝。両手をずらして交互にするところがかわいいです。