2008年9月29日月曜日

南方澳的餐廳


 捕れたばかりの魚介類が店先に並んでいます。トレイに収まった食材のうえには、ペットボトルがあるのが見えますが、そのなかには、透き通った液体が入ってますよね?。そう、ご想像の通り。これは水を入れて凍らせたペットボトルを保冷剤に使っているのです。

 このキラキラ光った魚はなんというのだろうか。食通だったら、すぐに何何と分かるんでしょうけど、ここに写っている食材のうち、私にはイカしか分からない(これも、きっと、「何何イカ」という表現があるのだろうなぁ)。

 だけど、名前が分からなくても大丈夫。食事はできます。この中から好きなものを選び、調理方法を伝えて、店内に入って、料理ができあがるのをテーブルで待てばいいのです。そういうのが苦手という人は、まず店内に入ってしまって、メニューから好きなものを選べばOKです。

 私が初めてこの店に来たのは2007年8月30日。2度は2008年9月3日で、この写真はその時の撮影です。蛤のスープとか、イカの炒め物とかを作ってもらいましたが、言うまでもなく、美味。無言で、とは言いませんが、話をする時間ももったいないとばかりに、箸とスプーンを動かし続けました。

 南方澳という港町にあります。台湾東部の宜蘭県蘇澳鎮です。

 南方澳は、航海安全の神、媽祖を祀った廟「南天宮」(道教の寺院)で知られていますが、この店はその南天宮のはす向かいに位置し、江夏路(jiang1xia4lu4)という通りに面しています。

 この店を知ったからというわけではないのだけど、南方澳は四季を通して歩いてみたい街です。言うまでもなく、それは、春と秋、冬の海の幸を試してみたいから。台湾東部の海は、八重山の海とつながっているはずだから、捕れるものも似ているのかなぁ。冬場の、たとえば、マチとかがあったら、食べてみたいものです。

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