2010年1月1日金曜日

麻豆碗粿助仔


 2009年09月05日。久しぶりに台南縣麻豆鎮へ。

 最近、台湾を旅する時は、なるべくタクシーに頼らないようにしているのですが、今回の麻豆行きではやむを得ず、タクシーの世話になりました。お隣の台南縣佳里鎮からの移動だったのですが、連絡の良いバスがなく、タクシーに乗ることにしました。250元。

 いなかの町というのは、お互い同士はあまりつながっていなくて、その地域の中心都市との間に公共交通機関が発達する傾向にありますね。私の出身地の埼玉でいえば、大宮と川越、所沢はみんな同じ埼玉県にあるんだけど、横の連携はあまりなくて、南北の鉄道でそれぞればらばらに東京とつながっている。佳里と麻豆も似てるような気がした。お互いの間を行き来するのは自家用車がないと不便なんだけど、台湾市へはけっこう頻繁にバスが出ていて、アクセスは悪くないんだな、これが。

 台湾に来たてのころは、バスに乗ると、どこへ連れて行かれるか分からず、それが不安でバスは避けていたものでした。最近は、車内の掲示がしっかりしているので、不安はかなり解消されたし、バスの路線図の調べ方も分かってきたので、下準備をしっかりしておけば、それほど無理なくバスに乗れるようになったというわけ。

 バスに乗れるようになるというのは、台湾に詳しくなったような気になれるという意味で達成感もあるし、エコでもあります。以前は前者に対するこだわりが強かったけど、最近は後者のほうが大事に思えてきた。

 で、何より安いものね。

 麻豆での昼食は碗{米+果}=25元、肉{火+庚}=25元。佳里との間をタクシーで1往復するのと同じ値段で、10人前OK。

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