2009年12月14日月曜日

東興洋行


 日差しが強い分、木の影が濃く出ます。

 東興洋行という貿易商の建物をそのまま使った安平外商貿易紀念館を訪問しました。台南市政府のHPでも紹介されています。蒸し暑い館内から外を見ると、こんな景色が広がっていたのです。2009年09月04日。

 安平は台南市の一部。

 清は、台湾を日本に割譲する前の1858年、ロシア、米国、英国、フランスと天津条約を結び、台湾の2か所で貿易を認めるわけですが、これに基づき、1882年に淡水、続いて1884年に安平を開港します。開港した港には、海外の貿易商会が建ち並ぶことになり、東興洋行はそのうちの1つというわけです。

 とても気持ちの良い空間で、写真の向こうには水辺も見えますね。水辺に沿って散歩するのも、もちろん悪くありません。

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