2009年5月24日日曜日

宇多良炭坑


 那覇からのお客さんをご案内するため、久しぶりに西表へ行ってきました。カンピレーの滝とかマリュドゥの滝へ行くのが主目的でしたが、せっかくそこまでいくのならということで、宇多良炭坑まで足を伸ばしました。2009年5月23日。
 レンガ造りの橋脚に絡み付く植物は、訪れるたびに迫力を増しているように思います。日本の近代に起こった資本主義の発展を象徴する産業遺跡も、このままでは植物に砕かれてしまいそうです。遺跡として現状のまま保存すべきなのか、自然と時の威力に任せて移ろいゆくままにしておくのが良いのか、訪れるたびに悩ましい疑問が湧き起こります。

0 件のコメント: